
はじめに
その昔私が小学生の頃、毎日宇宙の事ばかり考えていました。「宇宙はどの位大きいのか?・・」とか・・「宇宙の果てには何があるの?・・」とか毎日夜空を眺めながらいつも創造や妄想に耽っていました。時間があれば、近くの本屋さんに行き宇宙に関する本を閉店まで立ち読みしていました。宇宙には色んな形の宇宙が存在するそうです。例えば僅か数秒で寿命が尽きてしまう宇宙やただ熱いだけの宇宙、寒い宇宙、ブラックホールしか無い宇宙などetc...我々の住む宇宙は比較的安定している宇宙でしょうね、でももっと安定して長生きしている宇宙も存在するかも知れません。そんな宇宙と色々な関係を保ちながら、存在しているのだと思います。
ある物理学者はこう言いました。
「宇宙の存在に比べれば人間が創造する事で、できない事は無い」私は1968年に今のコヤブ・ボーの原型になる楽器を作りました。ギターを宇宙とするならば宇宙を二つ持っている楽器があってもいいでしょ?そんなパラレルワールド(平行宇宙)な楽器、コヤブ・ボードを使ってあなたの宇宙を作り出して下さい。ですが・・・本当の宇宙は楽器の中にでは無く、あなた自身の中に存在するのです。
小籔 良隆
コヤブボードの特徴
@専用弦を使用しなくても、市販のギター弦やベース弦を代用する事ができます。
A30インチスケールで、弾きやすくなりました。
Bアンクロスシステムを採用し、曲のアレンジや転調、アドリブ等の自由度がUP!
CオリジナルのPUを搭載し、ギターやベースには無いウォームでリッチなサウンドを提供します。
DGK3を内蔵可能で、VGやGRなど機器を使いさらに無限の世界へ
Eコンパクトで軽量です。
Fベース弦ギター弦共用可能な新開発ブリッジを搭載しています。
各部の説明


チューニング
チューニングと言っても人によってさまざまな方法がありますが、コヤボならではのチューニング方をちょっと書いておきますね。ギターなど弦楽器は普通開放弦を使ってチューニングしますが、コヤボの場合開放弦はミュートされていてあまり音がしませんので右手でタッピング左手でチューニングをします。7フレット付近をよく使うので7フレットでチューニングします。写真は1弦7フレット(G)をチューニングするところです。(一番太い弦を1弦とします。)7フレットのタッピング音を持続させたままチューニングすると作業が容易になると思います。

チューニングのやり方
@ まず7弦7フレットをA(440Hz)に合わせて下さい。 A8弦12フレットの音(A)を7弦7フレットの音(A)に合わせます。
B9弦12フレットの音(E)を8弦7フレットの音(E)に合わせます。C10弦12フレットの音(B)を9弦7フレットの音(B)に合わせます。
D11弦12フレットの音(F#)を10弦7フレットの音(F#)に合わせます。E12弦12フレットの音(C#)を11弦7フレットの音(C#)に合わせます。
F6弦7フレットの音(F#)を11弦12フレットの音(F#)に合わせます。G5弦7フレットの音(B)を10弦12フレットの音(B)に合わせます。
H4弦7フレットの音(E)を9弦12フレットの音(E)に合わせます。I3弦7フレットの音(A)を8弦12フレットの音(A)に合わせます。
J2弦7フレットの音(D)を7弦12フレットの音(D)に合わせます。K1弦9フレットの音(A)を3弦7フレットの音(A)に合わせます。
チューニングメーターを使用する場合
チューニングメーター(チューニングマシン)は自動的に音を判断して表示してくれる物が便利で使い易いです。
@1弦7フレットの音(G)から順次6弦7フレットの音(F#)まで直接チューニングメーターで合わせます。
A7弦から始まるメロディサイドは12フレットの音(D)より順次12弦12フレット(C#)まで合わせます。
注意点 全ての弦を7フレットで合わせてもいいのですが、コヤブボードは非常に広範囲の音域を使用しますので
メロディサイドを12フレットで合わせる方が一般的です。
指板(フィンガーボード)は大きく分けて、ベースサイドとメロディサイドに分かれます。
ベースサイドはベースを演奏し、メロディサイドは主にメロディを演奏します。


音名表
C0は4弦ベースの4弦開放Eの下のCです。数字が上がるとオクターブ上がります。
4弦ベース4弦開放はE0になります。
Koyabu boardは基本的にタッピングで演奏しますので、 ナット〜1フレット間にミュートを使用します。 マジックテープのやわらかい方(ループになっている方)を使用すると、消音効果が高く価格も非常に安いので、便利です。

ミュートについて

演奏してみよう!
左の図は指番号です。人差し指から1〜4になります。親指はTと表記します。右手も左手も同じ指番号になります。
指番号通りにやらなくてはならないって事は無いので、御自身の楽な指使いで弾いてみましょう。いくつかあると思いますよ。例えば、動かすのが難しい指があるので、違う指や右手・左手を換えてみる事も重要な練習法です。親指でタッピングができる方は親指を使ってみて下さい。演奏の幅が広がります。

できましたでしょうか? できなかった方もあきらめないで、ゆっくり、ゆっくりやってみて下さい。
こんな事もやってみよう!
右手のみ、あるいは左手のみといった練習もやってみましょう。
一台のコヤブボードを二人で演奏すると楽しいです。(例えば一人はベース、もう一人はメロディ)
リズムが狂わない様に注意しながら、ゆっくり慎重に弾いてみましょう。
メロディにつられない様に注意して弾いて下さい。弾ける様になりましたら、
Koyabu
boardのHPにたくさんタブ譜がありますので、挑戦してみよう!


コード表
よく使うコードを書いておきますので参考にして下さい。
両手コード
コードやベースラインは通常左手のみで行うのですが、両手で行えばより高度なコードボイシングが可能です。
ギターやベースなどでは、演奏しずらい、分数コードなども簡単に演奏する事が可能です。
分数コードはまだ開拓されていない、分野ですが実際に色々試してみて
「響き」が良いものを使用する事がベターだと思います。
また専門的に勉強する場合は、ジャズピアノの分数コードを参考にするとよいでしょう。


分数コード(分子/分母)の分母は左手で分子は右手です。
サムタップ(親指タッピング)奏法
親指でタッピングを行えば、演奏が広がります。「うまく演奏できない〜」という方は下記をちょっと参照してみてね。
@親指の爪を切ってみよう。
A親指をタッピングする時、指板との角度を注意してみよう。(指板との角度は45度位が理想です。)
Bネックはフラフラしていませんか?(ネックは肩にしっかりホールドしよう。)
上記の事もう一度チェックしてみて次のサムタップ練習をやってみよう。まずは左手のみで・・
運指は同じなので、反復して練習しましょう。親指はベースを担当しているので、ベースっぽく弾いてみよう。
ルート・5度のベースパターン
できましたでしょうか? 親指はまだ慣れていないので、繰り返し何度も何度も練習しましょう。
スムーズにできるようになりましたら、右手を加えましょう。タブ譜は裏のリズムを入れてますが、色々なパターンで
練習してみましょう。


右手のバリエーション
左手親指を独立して動かす練習ウォーキングベースの初歩の初歩

丸を付けた部分に注目して練習しましょう。コードにアプローチ音です。
左手親指でウォーキングベース&アルペジオ 右手でリズム

ウォーキングベースの作り方
ベースパターンは音楽様式により様々な形があり、そのパターンによりジャンルが決まってしまうと言っても過言ではありません。ここでは簡単なコード進行よりベースを当てはめながら、ウォーキングベースを創作する方法を書いていきます。まず小節の一番最初の音にルートを配置し、間に5度をはめ込みます。下記の様になると思います。コードは解りやすくする為に入れましたが、左手のみあるいは右手で弾いても、弾かなくても良いでしょう。

次にベースの数を1小節4つに増やします。ルートオクターブを使い4ビートを刻みましょう。

クロマチックアプローチを使用するとぐっとジャズっぽくなります。奇数ビート(1or3)にルートと5度を配置し、その間をプラスマイナス1フレットの音で埋めていきます。

**クロマチックアプローチとは、アプローチする音に対して半音上あるいは、下よりアプローチする方法。クロマチックアプローチを2回続けるとダブルクロマチックアプローチなります。
5度アプローチはアプローチする音に対して5度上あるいは、下よりアプローチします。


スケールアプローチ スケールアプローチはスケール音からのアプローチです。下記の例において7Thコードはミクソリディアンを使用しました。

ウォーキングベースのまとめ
では最後にウォーキングベースのまとめをやってみました。今までやった「クロマチックアプローチ」「5度アプローチ」「スケールアプローチ」等を織り交ぜながらアレンジしてみましょう。ただ単にタブ譜を演奏するだけでなく、ご自身で作ってみる事が大切です。

ジャズに挑戦!
さて、ここまで来ればあなたにもジャズが弾けるはずです。右手のメロディに気をつけながら丁寧に弾いていきましょう。

As time goes by
Herman Hupgeld
Tab Edited by Yoshitaka Koyabu

クラッシックを弾こうジュピターを弾いてみましょう。左手のアルペジオがしっかりしていれば、そんなに難しくないと思います。後半の和音は右手と左手がずれない様にしっかり弾きましょう。

ジュピター
Tab Edit by Yoshitaka Koyabu